蟹江町周辺で執り行われている祭行事を中心に紹介します。画像をクリックしていただくとblog版に移動します。
京都祇園祭「前祭宵山」です。日本三大祭りの一つ、京都の夏の大祭です。2014年から祭が、前祭と後祭に分かれました。元々は二つに分かれていたものを、戦後に交通事情や警備の問題があって一つに纏めて行われるようになったようです。京都の優雅な歴史と伝統を感じさせられる祭であり、鉾や山車などに飾り付けられている幕なども世界的に貴重なものもあるようです。
2015年は後祭の「曳き初め」を見物することにしました。本来は前祭の山鉾巡行を見物予定でしたが、台風が接近し断念、後祭を見物することになりました。写真は大船鉾、昨年約150年ぶりに復活した山鉾です。南観音山では曳き初めに参加させていただき、祭り気分を堪能してきました。
2016年は祇園前祭「山鉾巡行」の見物に出かけて来ました。梅雨最後の一日となり天候には恵まれませんでしたが、四条通と新町通の山鉾の巡行を見物してきました。写真は四条通を巡行する船鉾、前祭の殿役を務める「籤取らず」の山鉾です。
四条通の見物を終えて新町通に移動、御池通で巡行を終え各町内に帰る山鉾を見物することにしました。狭い小路で間近に山鉾や芸能の披露を楽しむことが出来ました。写真は新町通から四条通で辻回しを行う菊水鉾です。前祭「山鉾巡行」の最後の見所でした。
2017年は祇園前祭「宵山」見物に出かけてきました。写真は山鉾で唯一カラクリ実演を行う「蟷螂山」です。今回は山鉾の見物も行いましたが、各町屋で行われている屏風披露も見物していくことにしました。祇園祭は別名「屏風祭」とも云われています。とても優雅な屏風や歴史由緒ある町屋建物内の見物も楽しみました。
前祭山鉾巡行の際に先頭を巡行する「籤取らず」の長刀鉾です。宵祭の午後8時前には周辺は見物の方々でごった返していました。長刀鉾では笛や鉦を主体とした祭囃子が奏でられていました。とても優雅な感じがしましたよ。やはり京都らしい雅さを感じる一瞬でしたよ。
尾張津島天王祭の朝祭風景です。日本三大川祭の一つとして約500年の歴史を有し、織田信長や豊臣秀吉に所縁のある祭です。毎年、7月第4土日に開催され、特に土曜日に開催される宵祭には5艘の巻藁船が登場し、とても風情を感じさせます。2014年は初めて本祭である朝祭を見物してきました。
画像は天王川公園丸池を御旅所へと進む車楽船です。2017年も朝祭見物に出かけてきました。昨年12月にユネスコ無形文化遺産登録され初めて迎える大祭、前日の宵祭は多くの見物客で盛り上がったようです。例年訪れる人も比較的少ない朝祭ですが、今年は昨日の宵祭りの余韻もあったのか多くの見物客で賑わっていました。
2015年の香の物祭です。夏の猛暑で野菜の生育が芳しくなく、供え物の野菜を調達することに苦労されたようです。それでも調達できたのは、全国の漬物業者さんの尊崇の篤さだそうです。祭事は素朴ですが、とても神秘的でした。今年は若い方が多く祭見物に訪れていたのが印象的でした。
尾張津島秋まつりに登場する山車です。2014年10月、初めて秋祭見物のため津島市に出かけました。旧津島上街道沿いに勢揃いしているところを撮影しました。祭囃子を奏でながら山車が回転する「車切り」はとても見応えがあります。
津島神社南楼門前に勢揃いした向島の山車3輌です。やはり車切りとカラクリの実演が披露され見事でした。見物に出かけたのは土曜日でしたが、日曜日には津島神社に津島市内の山車や石取車が勢揃いして多いに盛り上がるようです。2014年は、秋祭300周年の記念するイベントが予定されていましたが、雨天のため中止となり残念な結果となってしまいました。
2015年も津島市に出かけて秋まつりを見物してきました。今回は第2日目、名鉄津島駅前広場に山車が12輌、石取祭車3輛が集結、祭太鼓やカラクリの披露が行われました。その後、山車が順番に車切りを実演し大いに盛り上がりました。
津島駅から津島神社へと天王通沿いに山車が巡行、途中辻々で車切りを行っていました。写真は津島神社参道にある大銀杏、その前でも山車の車切りが行われていました。後編は、津島神社境内で執り行われた石取車と山車の実演を中心に紹介しています。